体験してみないと、遺産相続の大変さはわからないと思います。
我が家のように、比較的平穏無事に済んだ家でも、
その複雑で面倒なことがわかりましたので、
トラブルがあるおうちはなおさらだと思います。
私の場合は、父の前妻にお子さん(私たちの兄にあたる)がいたのに、
連絡先がわからないというトラブルがありました。
行政書士が戸籍を調べてくれ、前妻の方の実家の住所などがわかったので、
現在の連絡先もしばらくしてわかりました。
その方も既にお亡くなりになっていたのですが、
父との別離のあとに再婚されていたようで、
幸せな人生を送っていたということです。
兄はなんと、私たちの存在を知らなかったようで
本当に驚いていました。
電話でしか話していませんが、
これまでの人生を考えて、
今後も心の中にそのことをしまっておくという話で終わりました。
幸い兄も事業で成功しているようで、
わずかな父の財産の相続分は譲っていただけるということで、
行政書士さんと書類をやりとりしていただいて終了。
大きな問題にはなりませんでした。
こんなときも、本当に行政書士に頼んでよかったなぁと思いました。
自分ひとりでは、戸籍を取り寄せて見知らぬ人に電話をかけるなど
コワくてできませんし、兄とのやりとりも、
これほどスムーズにはいかなかったと思うのです。
相続分を譲ってくださったからよかったようなものの、
もし、一度も会ったことのない妹達から財産をよこせ
というような兄だったら、後々複雑に思ったに違いありません。
私は今年46歳になりますが、
この年になると周りで遺産相続のトラブルを
耳にしはじめるようになりました。
よく聞くのは、やはり内縁・愛人関係のトラブルです。
特に、お友だちで結婚せず、
不倫の関係を続けてきた人などはそういう話に敏感で、
どこから仕入れてくるのか、
そんな話を私に聞かせることもあります。
たとえば、愛人がいたことを知らなかった遺族が、
突然現れた愛人と私生児に遺産を請求されるなど、
考えただけでもうんざりするトラブル。
ドラマだけでなく、こういう話は本当によくあるそうです。
また、最近流行りの未入籍の事実婚。
こちらも、内縁ということになってしまうので、
実際法律を持ち出されると弱いことも。
そんなカップルの場合はお互い歳をとってしまう前に、
しっかり遺言を整えておいたほうがよさそうですね。
私が個人的に怖いなと思ったのは、
子どもがいない夫婦のケースです。
うちの夫婦は晩婚だったので残念ながら子どもがいません。
でも共働きなのでそれなりに貯金や不動産も持っています。
もし、今主人になにかあれば…。
ほかにも、税金を節約するための方法や、
親戚とのトラブル回避、借金など、いくつかのケースについて、
よくあるトラブルと解決方法についてまとめてみましたので、
それぞれのページを参考にしていただければと思います。